リアル脱出ゲームについて思いの丈を熱く叫ぶ
リアル脱出ゲームはSCRAPが商標登録を取得している体験型イベントサービスの名称。(Wikipediaより)
基本的には制限時間は60分。その限られた時間の中で、頭や時には体も使って謎を解いていき、何らかの方法でその場から脱出をする、というもの。
昔流行った(今もあるけど)脱出ゲームと言うインターネットのブラウザゲーム。基本形はお部屋に閉じ込められて、なんとか知恵を絞って脱出するタイプ。机の引き出しの中、ベッドの枕の下、カーペットの下、その他色々な場所にヒントがあって鍵があって、私も相当沢山遊んだ。
それが実際に体験出来るとあって、とても楽しみにして向かった1番最初のリアル脱出ゲームは、2012年5月4日の宇宙兄弟コラボの月面基地からの脱出。
この日は残念ながらぜんぜん歯が立たず、さっぱりわからないまま終了時間を迎えたんだけど、ファーストリアルエスケープからはや4年、何十回と経験を重ね脱出成功率はだいぶ上がり、最近は2回に1回は脱出出来るまでに成長。
分かっていたのに時間がなかった!あと5分あれば!!!と思う公演や(だいたいみんな思う)10分あっても辿りつかなかったよね、と思う公演もあり、でもやっぱり脱出失敗すると、すぐ次の公演に参加したくなるもの。
リアル脱出ゲームはネタバレ禁止で、1つの公演には1回しか参加出来ない。最近は延長料金を支払って終了時間を延ばし再チャレンジ出来る脱出も出来て、リアル脱出ゲーム初心者には参加しやすいタイプも登場。ちなみに私は限られた時間の中での緊張感と集中力を大事にしたいので延長しない派。
思い起こせば幼少の頃から探偵ブックやなぞなぞが大好きで、考えて閃く、と言う行程がいつも側にあった。
探偵ブックと言うのは、最早そんな名前ですらなかったかもしれないけど、図書館で出会った本で、”井戸の中に閉じ込められました、外から水を入れられています。側にはロープと◯◯と◯◯があります。脱出する方法を考えなさい”みたいな思考力や観察力を鍛える本で、私は大好きで頻繁に借りていた。答えは人間は水に浮かぶのでそのまま水かさが増えるのを待てば良い、みたいな、アイテム使わないじゃん!!と言うトリッキーな方法だったりして、幼心ながら『騙された!目の前の情報に踊らされた!もっとちゃんと考えれば分かったのに!!』と思ったものだけど、それが固定観念のない常識に縛られない自由な思考を生み出すのです。(勝手に解釈)
因みに『』内は今でも脱出に失敗すると思う。。。
そんなわけで私は、極限の状態で知恵を絞って何とかして脱出する、と言う現実ではあり得ないワクワク感が昔から大好きで、言わば幼少の頃からずっと自主練をしていたわけで、今、そのあり得ない現実が現実にあるのだから、リアル脱出ゲームにここまで嵌っているのは必然であったと言えよう。
今度も私はSCRAPがある限り謎に挑み続ける。
2016/08/17 18:34